札幌市でデータエンジニア/データアナリスト/データサイエンティストetc. のデータに関わる方や興味のある方向けの勉強会を開催したので、そのレポートです。
開催の経緯
まず私の地元は札幌ですが、2016年に就職を機に上京しました。その後、コロナを機に会社もリモートと出社のハイブリッドになりまして、以下理由もあり2022年の3月に札幌にUターンすることになります。
- 東京でのリアル勉強会参加目的だったが、開催がオンラインに移行した
- 自身の役割が開発から企画/プロジェクトマネジメントに移行していき、作業重視から思考重視へなり、ゆとりある環境がパフォーマンスにつながると考えた
Uターンして 1. に関しては、知識のインプットという意味だと問題はなかったのですが、リアルでの新しいつながりを作る機会は減少していき…。 何かアクションせねばと、考えると同時に「そもそも札幌で同じ境遇の方がどのくらいいるのだろう」というのも知りたいと考え、今回勉強会の開催を企画しました。
コミュニティの立ち上げ:Sapporo Data Pioneers とは
データ × 地方という面を考慮し、なるべくデータ系の多くの方に参加いただけるよう以下のようなコミュニティ趣旨としました。
「Sapporo Data Pioneers」は、データのライフサイクルに関わる様々な職種や興味を持つ学生たちが一堂に会し、互いの知識と経験を共有する札幌市に根ざしたコミュニティです。マーケター、BIエンジニア、データサイエンティスト、データエンジニアなどなど、多岐にわたる分野の方が、それぞれの業界/企業におけるトレンドやチャレンジ・失敗談をシェアします。学生もこのコミュニティに参加し、知識を吸収し、キャリア形成に役立てればと思います。定期的にライトニングトークや勉強会を開催し、メンバー間の交流を促進しながら、データという共通言語で相互にインプット/アウトプットを促します。
第一回開催
9名の方に参加いただきました!データエンジニア、データサイエンティスト、フロント、バックエンド、BIエンジニアなど多くの職種の方に参加いただきました! 終始和やかな雰囲気で、懇親会の時間も延長するほどでした。本当にここまで盛り上がると思ってなかったので、とても嬉しかったです🎉
登壇内容
データのライフサイクルとSapporo Data Pioneersの想いについて(主催者)
今回の開催経緯と地方にいるからこそできる議論や仮説の話をしました!
札幌の学生必見!データ職種の魅力を徹底解説!(shomaekawa)
当日学生さんが一人もいない事態でしたが、機転を利かせていただき(感謝🙏)、自己紹介とデータ系の職種6つに分類して、それぞれの特徴を紹介いただきました!
データドリブンな世界を支える: データプラットフォームエンジニアリングの役割と影響(k.muguruma)
データ基盤においてプラットフォームチームがいることで、他のデータ系の職種の開発効率やバリューがあがるよ!という話をしていただけました。 「データプラットフォームエンジニアリングは総合格闘技」というのがとてもわかりみ深かった…!
データエンジニアリング組織の必要性とその役割(ishida)
データの利活用を進めるために、意思決定者、オペレーション、情報処理という3者の役割を整理した上で、それらを繋ぐ方/機能があるとデータ系のプロジェクトが円滑に行くという話をしていただきました。日頃のコミュニケーションから関係値の構築が必要などの、技術だけではない振る舞いの話などが非常に参考になりました。
まとめ
第1回開催としては、120点くらいの会になったと思います! 今後は登壇部分はオンライン配信やリアルタイム翻訳で海外配信も検討したい。半年に1回くらいできるといいかなー。
改めて、会に参加いただいた方、登壇していただいた方、興味を持っていただいた方など本当にありがとうございました。 また、会場レンタルさせていただいたSAPPORO Incubation Hub DRIVEさんも丁寧な対応で大変助かりました。
ぜひ、次回も楽しみにしていてください!!