1月
データ基盤調査フェーズ終了し、開発PJTに向けた準備へ
複数あるデータプロダクトの調査、どういう姿を目指すのかの整理が終わり、実際に移行開発を進める段階へ。
ただデータエンジニアの数が少ないのもあり、ベンダー選定が大きな焦点に。今までエンジニアの開発=内製で自分のチームのリソースで考えてきた自分にとっては悩みもあったが、結果的にこの選択肢で良かったと思う。一つは、中長期的に日本のITリソース問題も含めて会社がどういうエンジニア組織を組むかの視点に幅が広がった点。もう一つは技術も会社も審美眼を養うことが大事だということに気づいた点。自分でその価値を見極められないとプロジェクトは暗雲に乗り出す。コーディングはしていなくても、情報収集と簡単な体験は必要だと気づいた。
このPJTの進めるにあたって外部の方と週次でFBを得る機会を会社から得られたのだが、その経験は本当よかった。
Yさん感謝です。
その他
- FF14にハマった。年々据え置きゲームのハードルが高くなってる。
- V字回復の経営を読んだ。会社のマネジメントの課題図書。結局一人一人の意識が大事なのはわかるが、ではマネジメントは何を提供するのかということを疑問に思った。
2月
- 社内の内製データ抽出の既存プロダクトの廃止→redash,tableauで集約
- Google Analyticsのutmパラメーターの社内ルール検討
- BI観点での組織横断会議の開始
何か大きなことが進んだ月ではなかったが、整備観点でやりたかったことをやれた月。@cosme tokyoでのドラマのエキストラ撮影とかにも参加して、テレビの現場に触れれた月でもあった。
その他
読んだ本
AI・データ分析プロジェクトのすべて
- 社内のデータ分析系のPJTフォーマットを作りたい!と思ったまだ作れていない。PMBOKと掛け合わせて派生として作りたい。最近特にデータ系テストって概念が体系的にまとまったものがないなと思うので、それをベースに技術書店とかに執筆したいなと。三が日で着手だけする…!
DMM.comを支えるデータ駆動戦略
- 事業観点で書かれているので、データ分析やAIのプライオリティを上げたい!って人には広い観点が手に入るいい本だと思う。そしてそれを実践できているDMMという企業はすごいなと思った。
- シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成
3月
マネージメントに関する評価が平均値より高かった!
マネージャー半年時点での評価のFBが会社平均よりは高い方だった。ただ、メンバーに同世代が多い×若いチームなど要因はあるからなのではないかという声もあった。まぁ納得する部分ではあるけど、じゃマネージャーとメンバーの年齢差分の分析とかすればわかる仮説だとか思ったが、観点的には確かにと思ったので受けとったのを覚えている。書いていて思ったが、そういう要因もピープルアナリティクスとして分析していたいなー。
この結果はメンバーによるものが大きいとは思っている。若いメンバーで、マネージャーも同世代だとどうしても経験不足なため、実験的なことが多くなる。それでも、前向きに取り組んでくれたメンバーには感謝しかない。
その他
- 同期の退職から考える転職市場について
- 2016年入社で自分も同期も結婚というライフイベントが来る年頃。転職の話は出るよね。転職=年収UPって市場的には普通だと思うけど…それで会社側はいいのかなと思う。もちろん、それだけが転職の意味じゃないが、ほとんどの企業は社内の上昇曲線より、外に行くという選択肢を取った方が高いということになる。ジョブ型雇用のアメリカとかどうしてるんだろう。もっと広く見ると資本主義って限界来ないのかな。ここら辺の経済も勉強していきたい。
4月
会社の来期(今期)の体制
昨年は寝耳に水での新組織・ポジション任命だったが、今年はそれを自分が考える立場であった。組織って側でしかないと思うが、人は組織で壁をつくる。昨年までやっていたことも組織が変わると観点も大きく変わる。守る意味では組織は大事だなと思うが、攻める意味では組織って壁が人に埋め込まれるのは良くない面もあると認識した。体制自体は今のでよかったと思うが、移行に関しての課題に気づくのはまだ後…。
事業検討を始める
データに関する新規事業の検討開始。初めての経験すぎて何もわからなかった。今も形にはなっていない。データ分析・機械学習によってユーザーやブランドにより良い体験を提供するためには、逆説的だがデータに関する事業でプライオリティを上げる必要があると考えているので、これは形にする。
その他
読んだ本
- 2040年の未来予測
- 発想は広がった。でも、今の仕事とギャップがありすぎて、まだ何かアクションを設計できてはいない。ていうか、 20年後とかわからなさすぎる。
5月
経営陣向けのTableau説明会実施
社内の経営陣を集めてのデータ分析の重要性、Tableauというプロダクト・思想についての説明会を行った。共通認識を作れたことが本当大きい。1部署だけで導入して、会社全体を変えようとするのは無理があるなと思っていたので、色んな方々の協力・提案に感謝でした。
GREEのCTO藤本さんとお話しできる機会
ちょっとしたつてでお話しできる機会をいただいた。まさかその後デジタル庁のCTOになられるとは…。
話した感じと、周りの人の評価含めて藤本さんがTOPにいるGREEは強いなと思った。
その他
読んだ本
- Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち
- こういうエンジニア・プロダクトを作れる組織を作りたい というバイブルになった。
※ 氷結無糖レモンのコンクで優勝した月。最高だったけど酒に溺れると思って、リピートはしていない!笑
6月
今年、朝から晩まで会議だった日が多いのがこの月。記憶が抜けてる。
GCP PJT予算オーバー
細かいことが重なり、想定していたGCPコストの予算が大幅にオーバー。今までBigQueryがコストの中心だったが、オンプレ上からクラウドに移していくにあたり、その他のサービスを同時多発的に多用したことが原因。これは自分の予測が甘かった。
その他
- 新規事業の検討続編:上司とのギャップに気づくことができた。説明するときに人によって言語を変える必要があることを理解し始める。
- 新体制への引き継ぎ:業務的な意味合いで引き継ぎはうまくいっていたと思うが…そんなに甘くないことをこの後知る。
- ベースを友人から購入:まじで3日坊主
7月
新チーム始動
計測・BI・データ基盤・データ分析の役割を1チームで担っていたが、2つに分けた。
1つ目は、計測・BI・データマネジメントという、フロントや事業に近い部分(計測はGoogle AnalyticsなのでWeb/APPマーケティングでフロント寄りと解釈)。2つ目は、データ基盤は移行PJTもあるので開発側へ譲渡。責務を細かく分けることで、特にデータ基盤のエンジニアの会議や調整コストを下げるのが狙い。自分は前者のマネージャーで、後者はエンジニア経験豊富な方へマネジメントを任せる流れへ。とはいえ、移行期間で並列で行っていた。
Tableau Live Japan登壇
勉強会ではないが20分長のセミナーに登壇。登壇したことよりはそれくらい話せることが、自分の経験に積まれてきたことを実感できたことが嬉しかった。そういえば資料が公開したいができてないので、Tableau様と調整して公開したい。
www.istyle.co.jp
8年ぶりに買い替え。サクサク感が違った。
その他
読んだ本
近藤 史恵さんの作品にひたすらハマった。小説は自分の生活スタイルなどによって嗜好が変わると思った。今年は短編かつシリーズが読みやすかった年だった。
- タルト・タタンの夢
- ヴァン・ショーをあなたに
- マカロンはマカロン
8月
新チーム改善
前期は2週間のスプリントを引いて行っていたが、新チームでうまく報連相できてないと感じたので、1週間に変更。うまくはまったのと、チーム間の連携がここからでき始めて、新しいチームにしては立ち上がりはかなり早かったと思う。いいメンバーに毎度恵まれている。データマネジメントのPJTも始動し始めて、個人でやりたかったことがどんどん組織でできることへの広がりを感じ始めた月。
エンジニアと一口に行っても多種多様な知識領域があるが、自分の経験したことしかわからないので、体型的な知識領域を勉強したくて応募。
その他
読んだ本
- データ視覚化のデザイン
9月
データ基盤の移行PJT始動!
ようやくベンダー選定も終わり、移行PJTが始動。長かったけど、その分調査やどういう基盤を目指していくかが確固たるものに固まったのでよかった。コストや質などのバランスを決裁者にわかってもらう苦労も得れたのはよかった…。ある程度の売上、人員を抱える組織であれば必要なプロセスだなとも思った。
約10個のPJTが並列稼働
とにかくやばかった。計測、BI、データマネジメント、データ基盤、新規事業、新プロダクトと多くのPJTを抱えて or アサインされて過去一番忙したったと思う。いい面としては自分のできる領域の広さと深さが伸びたこと、悪い面はPJT整理ができず各月やクォーターに何を成果にしたかが間延びしたこと。これは今も残っているので、2022年絶対改善する。
その他
- Tableau MakeoverMonday を始める
10月
データの事業を考える上で、個人情報保護法は切っても切り離せないためかなり調査と勉強した年。所感としては、日本の法律整備が遅れているからこそビジネスも遅れていると感じた。法整備があるからこそ、体系的な判断ができるようになるが今国内は事例ベースな感じ。安心安全なデータ提供事業ができる環境が国内に早く整備されることを強く望む。
新しいチームメンバーが加入
社内異動で新卒入社で3年目のメンバーが加入!新しい刺激がチームに入っていい感じ。成長を一緒にしていきたい。
その他
読んだ本
- 他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論
- ナラティブという、相手の前提を考え、自分の前提を置いて傾聴・把握することの重要性を学んだ。いい本。
11月
いやーGoogleさんきついっす。弊社はGoogle Analytics 360に加入しているのですが、2023年3月にUniversal Analyticsの360のダウングレードを強制すると代理店経由で通知がきました。弊社はUniversal Analytics & GTM未導入なので、移行PJTを超短期でまとめて予算獲得してーと奔走した月。これから移行が始まるけど、よく2022年1月からの開発へ滞りなく調整できたと思う。
Tableau Data Saber の挑戦
社内のTableau を盛り上げるために別部署のデータ分析マネージャーと一緒に挑戦。師匠は @willanalysts さんに引き受けていただきました!頑張ってとるぞいー!
istyle 新卒入社OBやエンジニアの先輩方との飲み会
学びが多い飲み会だった。コロナで飲み会が中々いけなかったので、勉強会の交流もだし、こういったエンジニアの方々との交流もすごい減っていたんだなと改めて感じた。
その他
- 社外とのデータ連携分析PJT進捗
- 社外とのデータ連携システムPJTリリース(Sさん感謝。自分はPM。)
- マネーフォワード使い始めた。クレジットカードが翌月請求で、当月の請求がわからないのがネックだったが、これで解決。
12月
弊社主催の勉強会開催決定!
データに特化した弊社のデータ基盤や組織に関する勉強会の開催!!ようやくここまできたー!小さな一歩かもしれないけど、一時期自分1人しかいなかった組織の時からみたら数年でここまできたのは本当大きい!続けていくぞい。
istyle.connpass.com
アドカレ投稿
今年は今までと違ってエンジニアリングではない、プロジェクトマネジメントに関わる記事で投稿。年々抽象度が増しているが、知識分野を広げつつ、みんなが進めやすいように整備&ビジョンを作れることが自分の生存戦略かもしれないと思う今日この頃
techblog.istyle.co.jp
その他
- 社内アクセスログのデータソースの統一化
- データ活用人材の定義と中期計画の策定(リソースなくて他の人に実施は他の人に任せた…)
- 契約書見まくった…
今年の目標に関して
- 朝活:未達成
- 全然できなかったー。ただ生活リズムは固まってきたのがいいところ。
- 引越し:未達成
- 未達成(50%):データ活用で結果を出す
- データ分析系のPJTがで始めた部分はいいことだったが、思った形のはできていない。
来年の目標について
具体目標
WANT
- 数理モデルによる仮定を踏まえたモデルの作成能力
- 社内・社外のデータ分析PJTの実施
- 自分のリソースマネジメント能力の向上(断る力…)
- 心身ともに安定できる環境に身を置く
今年もお疲れ様でした。来年もよろしくお願いします。